>>めばえ２月号ふろく おはなしレコード
>>動物園はおもしろいね
>>
>>原作・プロブスト 訳・那須辰造
>>出演・矢田耕司、千々松幸子
>>作曲・さわはじめ
>>制作・朝日ソノラマ
>>
>>男性（矢田さん）がナレーションと男性登場人物
>>女性（千々松さん）がユピーと女性登場人物
>>を演じています。
>>ユピーのことは「ユーピ」といっています。
先日、オイラもさらに詳しいことを調べるために上野の国際子ども図書館へ行きました。 残念ながら、付録は所蔵されておらず、現物の確認には至りませんでしたが、 『めばえ』本誌は確認することが出来て、上記の付録は昭和49年2月号に付いていたこと が分りました。
さらに、『めばえ』昭和49年8月号に、 『ねこのプーフといぬのユーピのボクシング』が 収録されているのを見つけました。 こちらは付録でなく本誌に掲載されていました。 「P.プロブスト・ぶんとえ 那須辰造・やく」。 原書は『Pouf et Youpi boxeurs』です。
ということは、BL出版「カロリーヌプチ絵本」シリーズに入っている 『プフとユピーのボクシング』より前に、このお話は 日本に紹介されていたのです。
この作品は、小学館「カロリーヌの絵本」シリーズの中には収録されていません。 小学館は、ローマン・シモンという人の作品は入れておきながら、 既に『めばえ』に掲載歴のある『ボクシング』をシリーズに 入れなかったのです(^^;;
実際の理由は分りませんが、作品の内容から 想像すると、 やはり乱暴な話だからだという気がします。 (2006/2/4)
| グッズ色々 | |
| アドレス帳 | フランス製。フェリシモで第１期発売分の10巻を全巻予約購入すると貰えたそうです。表紙は厚紙製でハードカバーではありませんが、「だいパーティー」のページが所々に配されていて、絵本としても楽しむことが出来る凝った作りです。下に表紙の画像を掲載します。 縦16.7センチ×横12センチ。 |
| 記念日帳 （スケジュール帳？） |
フランス製。フェリシモで第２期発売分の10巻を全巻予約購入すると貰えたそうです。表紙は厚紙製でハードカバーではありませんが、「おうさまケーキ」のページが所々に配されていて、絵本としても楽しむことが出来る凝った作りです。下に表紙の画像を掲載します。洋書のオマケに付いていたこともあるそうです。縦16.7センチ×横12センチ。HACHIさんは２冊お持ちとのことで１冊頂いてしまいました。大感謝です！(^-^) |
| ビデオ | TDKからアニメビデオが出ます。 フランスで製作されたものの翻訳版です。 2001年夏、フェリシモの通販で先行発売する予定だそうです。 全巻購入特典としてカロのビニールパッグが付きます。 |
| CD-ROM | 絶版。フランスの幼児教育教材として作られた物。 もしお持ちの方がいらしたら内容を教えてください。 |
| Ｔシャツ | 街でカロリーヌとユピーの描かれたTシャツを着ている人を見た との報告が以前カロリーヌBBSにありましたが、 それってコパトーンのＴシャツなんじゃ？・・・との説が有力です(^^;; |
 アドレス帳 記念日帳 | |
小学館『カロリーヌとおともだち』所収「たのしいドライブ」１４ページ、 パンクの場面で渋滞している車の列の中に観光バスがあるんですが、 その腹には「フランスとう」と書かれています。 これをオイラ（三太）は「フランスとう」って何ですか？と思ってた訳です。 皆さんは、この部分の原語は何だと思いますか？ オイラは、もしかすると 「Ｔｏｕｒ ｄｅ Ｆｒａｎｃｅ」じゃないかと予想してたんです。 この場合の「Ｔｏｕｒ」は「一周」の意味ですが、 それを同じ綴りの「塔」と混同したんじゃないかって。・・・でも、違ってました(^^;;
この部分は原書では「Ｉｌｅ ｄｅ Ｆｒａｎｃｅ」となっているそうです。 「Ｉｌｅ」は「島」ですから直訳して「フランス島」としたようです。 「イル・ド・フランス」は成語で、「昔のフランスの政治の中心をなしていた州。 ほぼセーヌ、オワーズ、マルヌの川に囲まれた地域。」のことだと辞書にありました。 作中の観光バスは、おそらくこの地域を巡る観光バスだろうと、 MADARANEKOさんは仰っていました。はとバスみたいなものでしょうか。オイラ的には、 あるいはその地域から別の地域へ来た（向う）観光バスなのかもという気もしてます。 (2001/11/19)
http://www.jeunesse.hachette-livre.fr/
「●ＢＬ出版の第１期刊行分の第１刷と新装版の違い、私見もまじえて。
一般の本屋さんの店頭で並ぶ以前の、フェリシモ通販時のものが第１刷で、 フェリシモの通販が終わって、しばらくして店頭に出始めた物が新装版だと思います。
ただ、若干数だと思われますが、第１刷も一般書店に並んだようです。 私は全て、新宿の紀伊国屋と三省堂で買っています。でも、 『ほっきょくへいく』と『めいたんてい』の２冊だけは新装版でなくて第１刷です。 『ほっきょくへいく』は1998/7/1、『めいたんてい』は、1998/8/1発行です。 （確か、フェリシモの通販では1998.4から月２冊ずつ配布、 一般書店での販売は1998.10頃からだったと記憶しています。）
第１刷と新装版第１刷のどこが違っているかと言うと、多分、内容は同じで、 カバーの見返し部分（表紙の裏側のシリーズの書名が書かれているところ）が 違うだけの気がしています。
第１刷には出版されている分しか出てないので、すごく少なくて全部赤星（既刊）。
新装版第１刷は１０冊分の書名が出ていて（第１刷で既に世に出てるから？）、 赤星（既刊）と白ぬき星（刊行予定）がまざっていて、 98年10月より毎月２冊ずつ刊行予定、の一文が書いてあります。
新装版第２刷にもなると、既に第２期刊行分が存在する為、書名も増えていて 全部赤星（既刊）。以下続刊、と書いてあるものもあります。
私の手もとの第２期刊行分と第３期は全て第１刷です。
第３期刊行分では、見返し部分に少し変更がありました。 第１期分は赤星、第２期分は青星、第３期分は黄色星になりました。 もちろん、以下続刊、は書かれてあります。」
MADARANEKOさんのおっしゃった通り、『げんきにすべろう』と原書は同じだそうです。 訳の違いが気になります。
『カロリーヌの絵本』は、都立日比谷図書館にもあるそうです。都立図書館の蔵書は 「ここ」で 検索できます。
また、これも結構大きな情報なんですが、 都立日比谷図書館には、『カロリーヌのスキー』という本があるそうです。 訳は飯沢匡、別冊幼稚園、1962年出版、原書名は不明だそうです。 このお話は、世界の童話・『げんきにすべろう』と同じかもしれない、 とMADARANEKOさんは おっしゃっていました。
それと、もしかするとローマン・シモンはプロブストの娘さんのシモンヌさんかも しれないという御指摘もいただきました。オイラも、そうかもしれないと思います。
http://www.jeunesse.hachette-livre.fr/illustrateurs/probst/parcours.html
文字化けするし、フランス語もほとんど出来ない（でも第２外国語だった(^^;;）ので、 ハッキリは言えないんですが、1953年にプロブストがHACHETTE社に何やら提案したとあるので、 やはり1953年からカロリーヌのお話は出版されたような気がします。（2000/05/15）
CAROLINE 不明（いや、単なる人名だとは思うんですけど）
PIPO 不明（汽笛の音かも。cf.「カロリーヌのぼうけん」）
PITOU 不明
BOUM どすん、ばーん（物が落ちたり、爆発したりする音），ブーム（流行）(5/18追加)
YOUPI わーい（子供の熱狂した叫び，とび上がって言うことが多い）
POUF どすん、すとん（幼児語），低い円形椅子，分厚いクッション
NOIRAUD 黒髪で褐色の肌の人
KID 仏語では不明（英語で若者、子供、そして、何と子ヤギ(^^;;）
BOBI 仏語では不明（英語でBobby,BobbieはRobertの愛称）
このことはカロリーヌの物語が、どうやって出来たかを考えるのに、大きなヒントになる と思います。BL出版版のカバーの折り返し部分には「（ピエール・プロブストは） 1955年に 『カロリーヌの物語』シリーズ （Hachette社）を発表」とありますが、 小学館版の方では、「カロリーヌのすてきなパーティー」の他、 「カロリーヌのぼうけん」の原書も「(c)1954年」になっています。 もしかすると、「カロリーヌのすてきなパーティー」と「カロリーヌのぼうけん」は、 シリーズ以前の単発作品で、シリーズの元になった作品だと考えられるかもしれません。 あるいは、世界の童話版に記載されている年号は、描かれた年で、1955年から刊行が 始ったのかもしれません。しかし、正確なところは分かっていません。（2000/05/13）